布マスク・除菌剤を販売するにあたって

2020.04.24

新型コロナウイルスによる被害に遭われた皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い回復と、皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。

弊社はデザインで「人を癒す」をモットーに、見ただけで癒されてしまう雑貨を作るメーカーとして、「み・なごませや」を目指して創業以来25年の多くの時間を高田馬場で活動して参りました。

しかしながら新型コロナウイルスの蔓延に伴い状況が一変、私共の作る商品は不要不急の商品であり、この状況が続くと私共は不要不急の会社になってしまうと危惧しております。本年2月から弊社の売り上げは大幅に落ち込み始め、長引けば存続も時間の問題になると感じております。その様な状況の下、何か出来る事はないか?何かでお役に立てる事はないか?と考えておりましたところ、2つのアイデアが浮かびました。それがマスクと除菌剤です。

世間の皆様が今求めているこれらの商品を大突貫で用意し、ようやく発売の準備が出来ましたので、ご案内させていただきます。

布マスクの発売について

我々は2年前から素材も生産も国内に拘った衣料や雑貨のブランド[MARCHAND DE LEGUMES](マルシャン ド レギューム)を立ち上げております。

新型コロナウイルスが蔓延して以降、何処も同じですが物が売れなくなりました。弊社の協力工場も同様で4~5月から注文が無いと聞いております。そこで工場に「布製のマスクは作れないか?」と尋ねると、以前作成した事例があると言う事が解りました。そこからマスクを作ってみようと考え、3月初めから開発に取り掛かり、そしてようやく月産約2万枚を販売できる段取りができました。

昨年のマスクの全国消費は60億枚と言われており、その多くを中国はじめ海外から調達しています。中国は今、輸出制限を行なっている(事実上禁止している)状態です。これでは、日本が国内でいくら増産しても全く間に合わない状況と思われます。このところ、大手各社のマスク生産進出発表が相次いでおりますが、それでも十分な数量のマスクが生産出来る設備は確保できない状況の様です。このような状況の中僅か2万枚のマスクを用意して何の意味があるか悩みもしましたが、転売されぬよう少しでも安くお届けする事を考え、大きなことは出来ませんが地元の高田馬場から何か出来ないか?と考えました。

以上を踏まえて販売方法を色々検討しました結果、弊社所有のビル、高田馬場駅戸山口前の「THE FACTORY BY DREAMS INC.」で行う事とさせて頂きました。本ビルは、昨年2019年5月に開業した弊社の新業態です。この場所から新しいモノやコトを発信して行く、との想いから始まりました。布マスクはこのTHE FACTORY BY DREAMS INC.の1階と、弊社オンラインショップのみでの販売とさせて頂きます。

商品化を進める段階で、子ども達、特に小学生以下のマスクが全然足りていないと言う事が伝わって参りましたので、子ども用サイズを含む4種類のマスクを用意させていただきました。

除菌剤の発売について

弊社は3年前からある縁がありアルコールや塩素系ではない除菌剤の開発を工場と進めて参りました。

今日の見通しとしては、新型コロナウイルスの影響は長期化しそうであり、その中で経済活動を行い、日常生活を送るようにしなければ多くの会社や店舗が潰れて行ことになってしまいます。この状況ではマスクをし、手洗いや除菌剤で防備して通常の活動に戻らなければならないと考えております。その際、外出時の除菌をどうするのか?と考え、これまで業務用にて実績を重ねてきた「RADICAL S1」を携帯用サイズ(28ml)にて販売をすることと致しました。

発売は布マスクより少しあとになり、5月下旬を予定しております。発売が近くなりましたら改めてご案内させて頂きます。

マスクをして除菌剤を携帯する事で、通常の経済活動が再開され、少しでも早く経済が回復する事を願います。取り分け周りに先駆けて、高田馬場は安心で安全な街だと言って頂ける様になれば嬉しいです。それにひと役買う事が出来れば幸いです。100点の対応は出来ないと思いますが、私たちができ得る限りの対応をして参りたいと思います。

代表取締役 添谷 徹

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RADICAL S1 の詳細はこちら