細菌・ウイルスについてのお話

夏風邪咽頭結膜熱 (プール熱)

咽頭結膜熱(プール熱)の主な症状

主な症状は「目の充血」「高熱」「のどの痛み」です。
急な38℃~40℃の高熱が5日間ほど続き、食事が困難になるほどの喉の激しい痛みを伴う場合もあります。
ほとんどの場合、症状は1週間程度で自然に治ります。

流行する時期っていつ?

例年7~8月頃に感染者のピークを迎え、10月頃まで流行が見られます。
ですが、アデノウイルスは年中活動しているウイルスで、夏季以外に流行する場合もあります。

感染経路はどこから?

咽頭結膜熱は、「アデノウイルス」というウイルスによって引き起こされる感染症で、プールの水を介して感染することもあることから「プール熱」とも呼ばれています。

感染経路は、飛沫感染と接触感染の2種類です。
飛沫感染とは...感染者の咳やくしゃみによって飛び散った飛沫(ウイルスの粒子)を鼻や口などの粘膜から吸い込んで感染する感染経路です。飛沫を吸い込んでしまう最大の範囲は2メートルであり、これ以上の距離を空けていれば感染しないと言われています。
接触感染とは...感染者による飛沫に手で接触し、その状態で目・鼻・口などの粘膜に触れると感染する感染経路です。ドアノブやつり革、スイッチなど不特定多数の人が手を触れる箇所には十分に注意し、除菌をしていない状態で粘膜に触るのは控えましょう。

予防方法

アデノウイルスは感染力が非常に強く、「飛沫感染」と「接触感染」による感染があるので、手洗い・手指消毒やうがい、身の回りの消毒をこまめに行うことが大切です。
症状が治まった後も、咽頭からは7~14日間、便からは30日間程度、ウイルスを排出し続ける場合もあるため。感染患者からの二次感染にも注意が必要です。